2009年4月26日
旅立ちの空桜色 40
今年も新入社員がたくさん入ってきました。
実は数年前まで、入社試験の質問タイムを担当させていただいていました。
社員の生の声を学生さんに・・・といった主旨だったのですが、
会社の品位を下げられるのを恐れてか、
最近はめっきり依頼も来なくなりました。
残念ながら会社の下した判断は正解です。
そうそう、その質問タイムの時のことを思い出しました。
5~6人を1グループにして、6~7グループと順番に話をしていくのですが、
一通り終わると、そのグループに退室してもらう際に、
それぞれの番号札を回収させてもらうために、
一人ずつ札を渡してもらえるよう出口で待っていました。
もちろん「出口で札を回収します」と説明してました。
なんてことはない。普通のことですね。
で、その時の3グループ目のことです。
いつものように出口で札を受け取ろうと手を広げて立っている私。
そこへ、順に歩いてくる学生さんたち。
ここまではよかった。
が、なんとそのグループの先頭に立った学生は、
緊張のあまりか、こともあろうに、
札を受け取るために広げた私の手を、ぎゅっと握ってくるではありませんか!!
私が握手を求めていると思ったんでしょう。
しかもその手には「僕はやる気です!」と言わんばかりの力強さが感じられる・・・
それを見た後方に並ぶ学生さんたちは、これは握手をして退室という流れと思い込み、
次から次へと力強く私の手を握ってくるのです。
「おぉ・・・そうかそうか・・・あはは・・・がんばろうではないか・・・はは・・・」
完全にたじろいだのは私のほうで、札の回収などすっかり忘れて、
握手会のような行列に、最後は肩など叩いて励ましてしまう始末。
十数年前の自分の姿とリンクさせながらも、
忘れていたものを思い出させてもらった春の思い出です。
さて、今回は松崎町のH様邸のご紹介。
私が写真を撮りに行けなかったため、エクステリアの高井くんの写真提供でお送りします。
が、彼は外回り担当。内部の写真は・・・
あしからず。
東京在住のH様。もちろん都内にも住まいがあるのですが、
静かで環境の良い松崎を将来のスローライフの地として、
別荘兼隠居屋をお建ていただきました。
こちら!!
そう!平屋!!
将来のことを考え、贅沢にも平屋建てを計画しました。
究極のバリアフリー住宅です。
ホワイトタイル外壁×グリーン瓦がイメージにぴったり。
爽やかで厭味のないそのファサードは、
周りの環境に調和したとても美しい外観となっています。
ちなみに平屋はこの人もご紹介しているので参考にどうぞ→切妻平屋
玄関も引き込みにしてシンプルに。
ステップはイタリアンタイルシエナをチョイス。
バリアフリーを重視し、手摺りをつけています。
タタキ、ホールともにゆったりとした設計に。
奥に見えるのは・・・
インテリアウインドウ。
いわゆる室内窓です。
ホールに光を入れてくれると共に、今回は風を通すことを目的に設置しました。
採光と風通しは、住まいの快適さを求める上で、
最も重要なファクターだと私は考えます。
インテリアウインドウの奥に見えるのはスライディングウォールフロスティタイプ。

ダイニングとリビングを仕切れるように設置したこのスライディングウォールは、
空間を仕切るというもくてきはもちろん、光もしっかりと入れてくれるため、
通常の建具と違い、閉めたときにも明るく圧迫感がありません。
そのスライディングウォールをなんと6枚入れているんです。
その間口は5.4メートル!つまり3間に渡る動く壁があるのです。
開け広げたときにはいっきに大空間に。
壁がいらないラーメン構造だからこそ成しえる業であります。
ただ・・・
その写真がない・・・
高井くん・・・
いや、なんでもないよ・・・
気を取り直して、
H様邸の一番の見せ場がここ!!
キッチンです。
お料理好きの奥様のこだわりを詰め込んだ、
機能的かつおしゃれなキッチンです。
TCキッチンDKフリータイプ、扉は鏡面仕上げのシャインホワイト。
もっとも開放的なDKフリータイプを、あえてアイランド型に加工しました。
お料理番組のキッチンのような、明るさと上品さが演出されました。
もちろんオール電化。
IHはこだわりのパナソニックIH×3口タイプ。
光火力センサーと余熱お任せ機能付きはお料理が好きな奥様には超便利機能。
食器洗浄器、浄水器も搭載して、機能性を追及しました。
なによりこだわったのは収納量。
間口6メートルに渡る背面収納。
食器棚900、カウンター1800、ワンズトール収納1300、カウンター1800と並びます。
お料理の好きさは道具と食器もの数にも比例します。
これらはさらに減ることのないものです。
今のお住まいでのその不満点を解消するべく、徹底的に収納量を確保しました。
こちらは寝室。

やはり収納量を最優先しました。
クローゼットは寝室だけで1300×2、1800×1、2200×1に加え、
ウォークインクローゼットまで。
衣装持ちのおしゃれな奥様のため、最大限の収納量を確保しました。
ウォームファクトリー付きでもちろん冬は暖かですが、
開口には通風シャッターを採用して、夏場の日よけ風通しにも配慮しました。
ただ・・・
その写真も・・・
ない・・・
最後にH様のこだわりを・・・
それがここ。
この3枚の扉の奥はトイレ!!
バリアフリーを考え3枚引戸にして間口を大きくとりました。
選んだトイレはパナソニックアラウーノ!!
自動掃除機能付きで3ヶ月掃除不要という画期的なトイレ。
だれもが好まないトイレ掃除を助けてくれるというのは、
実に素晴らしいと個人的にも感動した商品です。
カウンターは同じくパナソニックのセレスタイル。
スタイリッシュなデザインと自動水洗などの機能性で選びました。
ちなみに洗面台はエルーラ洗面ヴィヴィホワイト。
すごくきれいでホテルのような洗面台なのですが・・・
またしても・・・
写真がない・・・
いや。いいんだ、高井くん。
というわけで今回は松崎町のH様のお宅をご紹介しました。
H様は都内で建設業の会社にお勤めで、
自身も一級建築士や建築設備士の資格をお持ちの方です。
そして奥様のお兄様は、この松崎で建築会社を経営しています。
そんな方がなぜ何のゆかりもないセキスイハイムでお建てくださったのか・・・?
それは安心と信頼だと思います。
東京と松崎という距離や、保証、アフターサービスなどを含め、
もっともご負担にならずに任せられること・・・これが理由ではないでしょうか。
家とは長い長いスパンで考えなければなりません。
車や電化製品を買うのとは分けが違います。
こんなご時勢ですから将来その施工会社がどうなっているのか・・・
それは誰にも分かりませんが、リスクが最も少ない会社を選ぶのは当然だと思います。
そして家は長いスパンで考えなければならないと、
私自身が痛感する出来事が起こりました。
将来を考えてバリアフリー仕様で設計していたのですが、
同居の可能性があったお母様が、工事途中で倒れてしまったのです。
現在リハビリ中ですが、戻ってこられたときには、
このバリアフリーやウォームファクトリーが生きてくるのです。
お母様に喜んでいただけることを願っています。。。

