2009年7月 4日
旅立ちの空桜色 42
アイツとの出会いはいつも突然。
もうそんな季節なんですね。
昨夜、久しぶりにアイツに再会しました。
アイツと遭遇したのは悲運にも浴室。
シャンプーを流しながら、上部になにかが動く気配を感じた私は、
恐る恐る視線を上げると、アイツは浴室上隅に。
出た!!
久しぶりの遭遇に、お互い硬直状態。一触即発。
しばらく続いた沈黙を打ち破ったのはアイツで、
あろうことか進行方向を下に変えて、壁を下ってきたのです。
おぉ~なんてことだっ!!
全裸の私はシャンプーの洗い流しもそこそこに、
風呂椅子ごと後ずさり。
全裸の私は言わば丸腰。いや、言ってみれば無防備なことこの上ない。
うぅ・・・
今回は・・・
今回は・・・
今回は・・・
勝負できない!!
そう判断した私は一目散に退散。
しっかり鍵を閉め、洗面台で体を洗いました。
むなしい・・・
しかし!!戦いは終わったわけではない。
つかの間の休戦でしかないのです。
そう、本当の恐怖は今夜。
浴室ドアを開けられるのか?小野。。。
そんなことばかり考えていて、いっこうに帰宅できないでいる私。
チキン小野と呼んでください・・・
明日は本当だったらタライに乗っていたはずの私ですが、
断念挫折してからというもの、伊東店は完全に意気消沈。
「いや、店長だけですよ~」
とういう森田くんの言葉で目が覚めました。
やりたかったのは私だけだったのだと。
やりきれないこの気持ち・・・気晴らしにブログ書きます。
今回は東伊豆町のE様邸のご紹介です。
E様はご実家のお近くに売り土地が出たことをきっかけに、
借家を出て新築を計画しました。
私の初ノーブルベージュ物件です。
まずは玄関アプローチから。
スロープでたたきまで行けるよう設計してあります。
というのもE様ご夫婦は介護のお仕事をされて、
介護する方、される方のご苦労をよく知ってらっしゃいます。
なにより、車椅子に乗られているお父様も、気兼ねなく来てもらえる家にする
という強いコンセプトのもと家作りを進めていきました。
玄関を入ると飾り棚。
絵などを飾ってアイキャッチにします。
また下部は無駄の無いよう収納にしています。
セキスイインテリア手配です。
こちらもインテリア鈴木のご提案。
フローリングにはフロアコーティングが施されています。
美しい光沢で、ワックスいらず。
それでいて傷もつきにくいというスグレモノであります。
こちらはリビングに隣接する趣味室。
洋長押という珍しいメニューを採用しました。
それはご主人様の趣味である釣りの竿をかけるため。
後から部屋をいじらなくて済むようしっかりと計画されました。
こちらは奥様の趣味室。
本棚を備え付けにしてあります。
セキスイ製なので色合いや質感もぴったり。
地震がきてもなんにも怖くありません。
こちらの3枚引き戸の奥には・・・
トイレです。車椅子の方でもすんなり入れる間口を確保。
中も広いのでヘルパーさんなども入ることが可能です。
お手入れを考え、床はタイル貼りに。
アバンギャルドブラン。嫌味のないアッシュ系ブラウン。
セキスイのタイルはリビエラストーンという
石材専門の会社から取っているのですが、
リビエラストーンが直輸入してくるタイルは
いずれも含水率の低い磁器タイルばかり。
陶器タイルやせっ器タイルに比べてると表情が豊かで高級感も抜群。
それでいて含水率が0.2パーセント以下という品質で、
汚れがしみこみにくく、美しいまま長い年月を使えます。
タイル好きな私に影響をされてか、私の担当物件の
室内タイルの採用率は群を抜いて社内イチです。
リビエラストーンさんからヘッドハンティングされる日はそう遠くはなさそうです・・・
さて、こちらはリビング入口。
厚い壁を利用して、スクエアニッチ収納を埋め込みました。
あえてキュービックなデザインをチョイス。
キュービックなデザインは連続することでかわいさが増します。
リビング内階段を採用。
開放感のある直線タイプの階段ですが、
オープンにしていないため落ち着いた雰囲気になっています。
セキスイハイム伊東展示場にような雰囲気です。
リビングには畳を敷きました。
ただ、バリアフリーをコンセプトにしたE様邸、
もちろん段差は無しに。
ソファの生活スタイルを望まない方は、畳を上手に使うといい感じになります。
ダイニング側には収納。
案外不足するのがLDKの収納。
ここで過ごす時間が多いのであれば、ここで何をするのかを考え、
それに必要な収納はできるだけこの部屋に備え付けるべきです。
キッチンはシンク下をオープンに。
椅子に座って料理が出来ます。もちろん車椅子でも。
キッチンの奥にはトップライトが見えます。
オーバーハングユニットというユニットで、
2階が載らない部分は開口にすることができ、
通常窓の何倍もの明るさをもたらしてくれます。
明るすぎるのでブラインドで明るさを調整します。
もちろん通気もできます。
屋根全面にソーラー4.48キロワットを搭載して
太陽の光を最大限利用している家と言えます。
奥様がかなりの時間を過ごすのがこのキッチン。
であれば、ここは少しでも快適な空間にというのは正しいと思います。
ご主人様の奥様への愛情がプランに反映されたものです。
きっとここで作られるおいしい食事で、ご主人様も満足をされることでしょう。
今回はバリアフリーのお宅、E様邸をご紹介しました。
E様とのお付き合いはもう4年になります。
4年前にはご実家の建替え、同居をご提案していました。
そして計画が変わった時、小野のことを思い出してくださいました。
4年のときを経て、家族間の距離、住まい方、
将来の介護、援助の仕方・・・こういったことが明確に見えてきたのでした。
その間、家族の事情も変わりました。
家族の考えも変わりました。
そして私も成長しました。
みんなの力を集約してこの家が出来上がりました。
奇跡的なものを感じてしまいます。
家作りって「タイミング」です。この仕事をしているとつくづく感じます。
そして「縁」。
この二つ無くして家作りができるとは考えにくい。
もしこれを読んでいる方が、これから家作りをされる方ならば、
私は失敗しない家作りのためにはこんなアドバイスをしたいと思います。
"良いタイミングを見つけましょう" "良い縁に出会いましょう"


コメント
こんにちは、先日はすみませんでした。
また、我が家をブログにも載せていただきありがとうございます。
パソコンソフトでブログのページごとまるまる保存させていただきました。もう永久保存ですよ。
もう引渡しを受けてからかなりの時が経ちましたが、
未だに当時のことがフラッシュバックしますね。
いろいろなことが良い方に転び、
特に躓くこともなかったので、頭を悩ますことも少なかったのですが、
それでもやはり大きい買い物ですが、
なにか忘れたことはないかといつも何かに追われていた気がします。
今は住宅ローンという現実に追われていますが…。(中途半端なオチですね)
来月8日楽しみにしてますよ~。
1週間前から体調管理に入ります。
晴れますように (-m-)パンパン
>machaさま
こちらこそ載せさせていただき、ありがとうございました。
machaさまが書いてくださっていたら、もっと上手にまとめてくださったと思いますが、
なんせ私のボキャブラリーでは表現がなかなかできなくて・・・ごめんなさい。
そうですね、けっこう経つんですね。
お引渡しまではやることがボリュームありすぎて、
また気も張っているので、お引渡し後なにもなくなると
空しさにも似た、なんとなく糸が切れてしまったような状態になるんですよね。
ただ、たしかに毎月のローンは待ってくれませんけど。
8月8日、よろしくお願いします。
思い出話で盛り上がりましょう!楽しみにしています。
投稿者: macha | 2009年7月 6日 17:25
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先日はありがとうございました!
今回も、とても良い勉強になりました!
私も家作りはタイミングと縁だと思います。
もしあの日展示場を訪ねていなかったら・・・。
そう考えると何だか不思議ですよね。
E様のお宅の前は良く通ります。
タイル外壁の素敵なお家だな。
と通るたびに思います。
E様の地区は今日から夏祭りですね!
去年までは子守唄代わりに程よく?聞こえていた練りの音も聞こえず、
何だかとても寂しい夏の夜です・・・。
>O子さま
セミナーのご協力ありがとうございました。
そうでよね。タイミングと縁でよね。
O子さまとの出会いも、不思議なご縁を感じずにはいられないものでした。
そして今思えば、あらゆる面から考えて絶妙なタイミングでした。
このEさまともしかり。
古めかしい人間だと言われますが、私はそういうものを
すごく信じていますし、なにより大切にしています。
そんなEさまは奈良本から稲取へ、そしてO子さまは稲取から片瀬へ。
新たな地でそれぞれの新しい生活を始めている・・・
なんだか不思議ですよね。
私がこの仕事にどっぷり浸かってしまっているのは、
このあたりの魅力にとりつかれているのかもしれません・・・
投稿者: O子 | 2009年7月13日 20:54