2009年11月 1日
何かが待ってるあの町へ9 その①
你好!にぃ~はお!
人気シリーズの筆頭、小野ブログ旅情編の公開です。
今回行ってきたのは中国!
初めて足を踏み入れる国でした。
なにしに?
決まってるじゃないですか。
中国人男性に"男子力向上の指導"にです。
ご存知のように中国には一人っ子政策なるものがあります。
増え過ぎた人口に歯止めをかけるためです。
子供を2人以上生むと罰金が科せられます。
一説によると一人っ子政策の影響で、
男女の比率が大きくくるい始めているとか。
この政策による高齢化問題は深刻で、一人の若者が5人も6人もの
老人の生活を支えなければならない現状。
よって将来の生活の安定のためにもなんとしても男の子がほしい。
そのための産み分けはもはや常識で、
こんな法律ですから、日常的に中絶も行われます。
その結果、女の子が好まれず、男ばかりになっていくのです。
そして・・・結婚できない男たちがあふれる・・・
はい。私の出番と言うわけです。
え。今なんと?いやいや、先生と呼びたまえ。先生と。
さぁ今こそ立ち上がれ!
中国全土の男性諸君。そして今井君。
男子力をつけてこの厳しい時代に打ち勝とうではないか!
近い・・・
あまりの近さに拍子抜けした空路中国。
前泊名古屋で児玉店長との、まさかの夜通し論争のせいで、
せっかくのビジネスクラスも離陸前に意識を失い、
スチュワーデスさんに起こされたときにはすでに着陸していたという、
「ビジネスじゃなくてもよかったんじゃん感」に包まれながらの入国。
自分の前に置かれた手付かずの機内食が、
なにかを自分に言ってきている気がして、
思わず目を背けたら、眼中に飛び込んできたのは
昨夜から嫌と言うほど見させられた児玉店長の醜い寝顔。
その見るに耐えない寝顔をぼんやり眺めながら、
この男と何回旅行に行けば気が済むんだ・・・と自問自答。
そうは言いながらも、この永遠のライバルとの旅路は、
私の仕事に対するモチベーションの重要な要素であると知っています。
そんな旅行の出発は空港から出るリニアモーターカーです。
電車で55分、バスなら1時間半という上海市内への道のりも、
これを使えばわずか7分。
最高速度は430km/hです。
うーん。なにかもっと刺激的なものを期待してしまっていた私としては、
なにか物足りないという感想です。
つぎに向かったのがこちら。
その名も"上海ヒルズ"
高さ492m。
2009年現在、アンテナを除き台湾台北市の台北101(508m)に次いで世界第2位で、
「最高フロア高さ」と「軒高」で世界第1位に認定されているビル。
地震がないんです、ここ中国は。
だからこんな建物できちゃうんですね。にしてもすごい!!
常にテッペンを目指している私たちとしては登らずにいられません。
おぉ。まわりのビルもたいがいの高さのはずなのに・・・
圧巻です。フロアがガラスでできている部分もあり、
足元に地上を望めますが、あまりの高さに足がすくみません。
地上に見えるものが小さすぎて、非現実的なため恐怖を感じないんです。
ちなみにこんなすごい建物を作ったのは我らが日本企業。
そう。森ビル!
総事業費1250億円という、すぐにはリアクションできずに固まってしまう金額。
やるからにはテッペンを目指さなければ・・・決意。
次に向かったのは豫園界隅。
土産物店などがひしめくにぎやかな商店街です。
歴史ある建物の背景には超高層ビル―――上海を象徴する風景です。
そして豫園を散策。 庭園ニストにはたまらない。
面積は約2万m²。何坪やねん!
もとは役人が、父の潘恩のために贈った庭園で、
1559年から1577年の18年の歳月を費やし造営されたという。
完成した時には父は没していたといわれる、
本末転倒な話もなんだか中国らしくていい。
なによりこの美しい庭園に言葉は要りません。
樹木、水、太湖石、建物の4つが見事なまでに調和を見せており、
都会の喧騒を離れた憩いの時を過ごせます。
反り上がって空を突き刺すように尖った先端の屋根は、
「飛檐」と呼ばれ、中国の建物らしい端麗なファサードを構築しています。
玉玲瓏のなんとも言えない形。たまりません。
夜は中国雑技団を見に行ってきました。
やはり先日見た木下大サーカスとは違いました。
すごい身体能力。
いや、なによりすごいのはその精神力。
終演後、私たち観客が引き終わる前に、公演中に失敗した人が猛特訓を開始。
周りには他のメンバーが取り囲んでいます。
その顔は悲壮感あふれていましたが、よく見ると
決して揺るがないプロの目がそこにはありました。
中国雑技団、恐るべし・・・。
でもお客さん帰ってからしようよ。
こちらは外灘の夜景。
すでにこの時間には"歩くだけで囲まれる路上売り子"にはすっかり慣れていたはずが、
営業マンを刺激するその一言でついつい購入。
まったくもっていらない物なのに。う~ん、営業マンのさがか。
しかも返された釣銭で台湾紙幣を掴まされるという、
まさかの恩をあだで返す悪徳商法。
振り込め詐欺.pdf撲滅を誓ったはずの私が、
まんまと手渡し詐欺にやられるという残念な事件が。
恐るべし中国人路上売り子トップセールス・・・
翌日は玉仏寺へ。
1882年に建立された禅寺で、上海では最も参詣者が多い寺であるとのことです。
寺は昔ながらの小さな民家に接して建てられており、
大きな門があるわけではなく、その入り口は車の通行のかなり多い道路に面しており、
寺の内外は何となく埃っぽい。
中国の寺=少林寺 というイメージの私個人としては、
失礼ながら、なんとなく偽物のように思えてしまいました。
ちなみにこの石造は頭部から尾にかけて撫でると、
お金がたまるとか。
安易な日本人たちよ・・・哀れな写真だ。
さて所変わって向かったのが「新天地」
オープンエアのレストランやバー、雑貨ショップなどが集まる
おしゃれな複合商業エリアです。
上海特有の石庫門建築をリノベーションしたレンガ造りの建物が並び、
オールド上海を彷彿とさせるムードが漂います。
一通りの観光を終え空港に。
過去と未来が交錯するレトロかつモダンな街上海をあとにしたのでした。
このように超高層ビルの間にひっそりと立ち並ぶ旧家屋。
時代の波についていけない人々があまりに多すぎるのが、
ここ上海の私の印象。
社会主義という名の急速に発展する市場経済。
だれがこの国を動かしているんだろ・・・
この国の5年後は想像がつかないな・・・
おもしろすぎる中国カルチャーしょっくの旅、次回へ続く・・・
谢谢。しぇいしぇい。

